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岩坂泰信(金沢大) [2005年3月23日プレゼン資料]

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 山 岳を利用した大気観測

岩坂泰信(金沢大学・自然計測応用研究センター)


大気・生態・スポーツ・生理・地理・地質・野生動植物:勉強しつつ準備

山岳を利用した大気モニタリング・山岳大気の観測・山岳を利用した大気実験

世界では、古くからのいくつもの観測所。しかし日本には無い(無くなった)***山岳観測所は、時代とともに新しい課題を抱え込む:国境地帯の防衛や監視、アルピニズム、健康・衛生、気象監視、地球環境、その他***ツェッペリン山頂観測所:ノルゥエーのスバルバール諸島、ノルゥエー大気科学研究所が運営管理しかし運営方針には世界各国が関係している(資金投入、モニタリング方法や項目、その他):汚染物質の越境問題、チェルノブイリ原発事故を契機に活動を開始

気の長い調査と最近の動向***研究者が中心となった長期のモニタリングが行われるようになった(例、ABC、2005年〜)***科学技術会議が「アジアの大気環境の変動のモニタリング」を地球環境問題の重要な課題として取り上げた(2004年度、報告書)***文部科学省が、国際交流・国際的同研究の戦略的な展開を各大学に要請(2005年度より対応)

各地の動き***中国・韓国・日本有志による長白山プログラム(2005年7月予備調査開始)***信州大学山岳研究所(2003年学内処置、21COEにリンクさせるべく運動中)***東京大学宇宙線研究所乗鞍岳観測所(1995年ごろから宇宙線研究者以外にも施設利用を認める:大気関係、高山植生関係など)***韓国済州島ハルラ山中腹に大気観測拠点(韓国・アメリカの連合チームが経営、NOAAなど)***環境省酸性雨監視ネットワークの一部の観測点が山岳に設置

今回の文部省科学研究費補助金の申請***今後の仕事の分担!***申請は認められなくとももう一回はやる!***その間も切れずに準備を!
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